一途とは
第3章 不思議
ずっと走ってた
だんだん疲れてた
でも走ってた
やっぱり疲れてた
走るのをやめてた
前にある建物を見た
塾でした
山口t、いるかな、なんか、
私「こんにちはー!」
「こんにちはーーー」
バラッバラの先生達の挨拶が聞こえてくる。
いつももうちょっと揃ってたと思うけどな…
山口tがいた!!
丁度こっちに来るところだったから声をかけた
「山口t!」
「おっ…またいっぱい食べて大きくなった?笑」
「あのさ…笑」
「笑」
りょーやのこと相談しようと思ったけど…
やっぱやめとこう。
「山口tもどんどん肌黒く、やせ細っていくねー」
「うるさい!笑」
山口tは不健康すぎる生活をしている。
とても心配だ…
本人は、病院行く必要なんてないから、倒れて運ばれる以外は全然行かないと言ってた。
ちょっと意味が分からない。
こないだも、3日ぶりにご飯を食べたらもどしたという。
よくあることと言うが
普通ではない。
本当にちょっと意味が分からない。
本当に心配で心配でしょうがない。