テキストサイズ

泣き虫ルームメイト AM & 遠回りのルームメイト SN

第3章 泣き虫ルームメイト3 まー



勿論 潤とは勉強以外の話もたくさんしていて、
潤は 先生方の面白い癖やテストの傾向と対策から 寮の怪談めいた噂まで話して聞かせてくれる

「自殺者の幽霊?うわ、ヤバい。俺 霊感ある方だから 何か見えちゃうかも・・・」
「そうなの?でも、大野さんは 自殺なんかした人はいないって。
多分 先輩が面白がって デマ流したのが 代々伝えられて来ただけだと思うよ」

「それならいいけどさ~・・・」
「今度はまーの番だよ、何か面白い話してよ。あ、彼女はいるんだっけ?」

「うーん、一応いるけど・・・こっち来てからは全然連絡取ってないから、やっぱ過去形になるのかな」
「どうして?もう好きじゃないの?」

「どうだろ・・・俺 そーゆーの あんまし興味無くて」
「え?まー、モテそうなのに。てゆーかモテたよね?前の学校、共学だったんだろ?」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ