
泣き虫ルームメイト AM & 遠回りのルームメイト SN
第41章 泣き虫ルームメイト25 まー
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部屋に入ったところで、潤が 廊下に立ってる俺を手招きして笑顔を見せた
「まー、ベッドに入れてくれる?」
両手を差し出してくるから 車椅子から潤を抱き上げて ベッドに入れてあげたけど
ベッドに下ろしても 潤は俺の首に回した手をなかなか離さない
必然的に 抱き合ってるみたいにくっついたまま話すことになる
「どうした?疲れちゃったの?」
「うん、少しね。すごく頑張ったから。でもまーの顔見たら元気出たよ」
これも、聞いたことない程甘えた声色
・・・さすがに相手の人も 何かを感じたんだろう
「じゃあ俺はこれで・・・」とかモゴモゴ言って 車椅子を押して帰って行った
