
泣き虫ルームメイト AM & 遠回りのルームメイト SN
第49章 泣き虫ルームメイト33 まー
33-4
潤は黙ったままだ
本当か、って疑ってるのかな
「あと・・・昨日の誕生日プレゼントとか・・・さっきのチョコレート・・・」
はぁ・・・
これは言いにくい・・・
両手で自分の顔をごしごしこすりながら 何とか言葉を口にする
「あの・・・潤の気持ちは嬉しいんだけど・・・すごく嬉しいんだけど
やっぱりそれを受入れちゃいけない、と思うし
出来ればそういう事するのもやめて欲しい・・・」
「・・・どうして?」
「だって・・・前、潤は俺に言ったよね。俺のこと友達としか思えない、って。
俺、ハッキリフラれてるわけだから・・・そーゆーのは辛い、ってゆーか」
「え?」
