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泣き虫ルームメイト AM & 遠回りのルームメイト SN

第60章 遠回りのルームメイト20 ニノ



「人を変態みたいに言うな、最後の1個、財布に入れといたのを思い出したんだ」

「だったら大事にとっときゃいいのに」
「見つけちゃったら、俺のジュニアくんが悦んじゃって、もう言う事聞かなくなってさぁ・・・」

「はぁ・・・でも1個だけなんだろ?俺はどーすんの?」
「ふふ・・・お前のそういうとこ好き。気の無い素振りしても、ホントは瞬時にヤル気になってんだもんな」

「・・・1回じゃ物足りないカラダにしたのはどこの誰だよ、責任取れ」
「だから来たんだろ、シャワー流しながらヤレば寒くないし、余計な洗濯物も出ないもんね、さすが俺。我ながら頭のキレに惚れ惚れする」

「その頭脳を他のことに・・・って、翔の場合、他の事にもフルに使われてるから 何も言えねぇな・・・」
「わかったら、ほら、バックバック。あ、因みに今の“バック”は“後ろに下がれ”って意味と“バックでヤろうぜ”って意味をかけてあって・・」


得意そうにバカなことを言う翔をバコンと殴った
コイツこれでほんとに学年トップなんだろうか?





・・・なんて考える余裕は 唇を塞がれるのと同時にどこかへ消え失せる

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