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泣き虫ルームメイト AM & 遠回りのルームメイト SN

第1章 泣き虫ルームメイト1 まー

1-3

ジュンちゃんの笑顔に オレの方こそ 明るくて嬉しい気持ちになったけど


じゃあ 指切りしようよ、と言おうとしたその時
ジュンちゃんが 真っ青な顔になって 胸を押さえてうずくまったんだ


「あっ、どうしたの!?」

大きな声を出したオレに気づき 近くにいた看護師さんが すぐさま駆けつけてくれる

「ジュンちゃん?大丈夫?」
「処置室運ぶからドクター呼んできて」

薬がどうの、バイタルがどうの、と声が飛び交い、何かを口の中に入れられた後に ジュンちゃんが抱き上げられ 運ばれていく


ちらっと見えた顔は本当に血の気が無く、唇も紫色だった




「雅紀君、びっくりしたね、大丈夫?」
「うん、オレは何ともない、けど ジュンちゃんどうしたの?」
「ジュンちゃんは 時々あんな風に発作を起こすの、お薬舐めさせたからすぐに良くなると思うけど 念の為にドクターに診て頂くわね。今日は雅紀君もお部屋に戻ってね」


「ジュンちゃん・・・明日は会える?」
「・・・きっと大丈夫よ」

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