
制服の魔法 !後編!
第1章 すれ違い
「頼りすぎじゃないよ?ていうか、女の子なんだしもっとたよんないと。俺たちはいつでも夏目を助けるナイトみたいなもんだし?頼らなくて……悲しい顔してる夏目見る方がもっと辛い」
そっと輝くんのては、私の頬にあった
まっすぐ目を見て微笑んでる
『いいの……?私…多分私といる限りずっと迷惑かけるよ?』
「…ッ//…いれるならずっと夏目の側にいたいよ。それにありがた迷惑だな…もっと頼って欲しい//ずっと迷惑かけてよ……//」
頬にある輝くんの手に力が入った気がした
次第に熱くなってくる……//
『そ、そんなことッ//…でも嬉しい。じゃあいっぱい頼るね。』
「うん//…でも他の3人にそんなこと言っちゃダメだよ?無防備過ぎて今でも自分のものにしたいのに…//」
他の3人という言葉で思い出した
喧嘩……!
『あのね、織人くんが出て行っちゃうの知ってる?』
「……うん。」
『それで織人くんに言われたの。蓮くんと仲直りしてこいって。……でも失せろって言われちゃって…』
まだその言葉が脳の中から聞こえてくるよ
次に会うのが怖い
