星に見ている
第10章 経験値を盗めるなら…
いや、いや!あんな…言い方されたら…誰だって…
エッチな事…考えるだろ……
普通――――――――…
普通じゃ…ないか…
「―――――…やりたい盛りの…男子ですからね…僕…一応…」
とりあえず…なんか
悔しかったから……
そんな返しをした…
先生とは、経験値も経験年数も――――…比べ物にならないくらい無い僕だけど…
少しは、先生に……
大人と――――――…思って欲しい…
ま…無理だろうけど…
「―――――だよね、俺も…手塚君の年の頃はそんなことで頭いっぱいだったよ」
「なら―――――…からかわないで下さいよ…」
「ゴメン、ゴメン」
先生は、笑いながら…
ブラックのコーヒーを飲んだ…
僕と…先生の経験値は…
ミルクの量分……いや、もっと…
離れている…