星に見ている
第10章 経験値を盗めるなら…
「もう…真っ暗ですね……
僕――――…帰ります……」
帰りを僕から切り出した…
暗い美術室は……
僕を…暴走しかねないと…思ったから―――――…
「もう、こんな時間でしたか……星が綺麗ですね……」
僕は、マグカップを先生の所まで運ぶ――――――…
口の中が…ミルク風味のコーヒーが占領している…
先生も…自分のと僕のマグカップを片付け様と…僕に近づく気配がする……
…気配だけで…ドキドキしている…
僕は―――――――…
先生の顔を見上げた――――…
「―――――…エロい顔をするんじゃない…
男前が台無しだぞ?」
「///エ、エロい顔なんかしてません!!
ただ……キスは……ダメなのかな?って……一瞬!!一瞬…思っただけですから!!」