星に見ている
第13章 自己嫌悪の弱虫出口
俺は、職員室で3学年の探りを入れてみるーーーー…
確かに、3年は忙しくパタパタとしているーーーー…
3年のクラス担任は、生気を抜かれた様にグッタリしているのを何度も見かけるーーー…
心労…お察しします
「3年の、担任は大変ですねーーー…」
俺は、手塚君の担任に話しかける…
「あ~~~~、真木先生…
時期ですからね……追い込みの子…決まった子と、温度差がーーーー…
八つ当りする子とか出てくるのもこの時期
ですよ…」
八つ当り……手塚君大丈夫かな?
「後、2日で冬休み!乗りきって下さい!」
俺は、少し心配になり…柄にもなく手塚君の下駄箱を覗きに行くーーーー……