星に見ている
第15章 過去からの誘惑
「それは…そうですがーーー…
俺は、貴方にそこまでしてもらう義理がない!!」
「義理ならーーー作れるだろ?」
俺は、今さらになってーーーー…
保さんの本来の目的に気がつくーーー…
「ーーーな?俺達は…そう言う仲でもあったんだーーーー…
元に戻るだけだーーー…敦人…恋しかったよ…」
保さんが、俺を優しく抱き締めるーーー…
慣れた手つきで…ハラリと自分の上着を脱いで行くーーーー…
「ーーー…保さん…俺はーーーそんなつもりで……」
「少しは、期待ーーーーしてたんだよな…
携帯番号ーーーー…変えずに…私からの連絡を待っていたんだろ?
敦人は、可愛い……私の可愛い教え子だ」
チューーー…チュゥ…
「ん、!、ん、」
保さんの唇が…
動揺し何も考えられない俺の唇に重ねられるーーー…
ハッ!!!、俺は、慌てて体を引き離す!
だが、保さんは俺の手首を掴み!ベットに引っ張り倒した!
クソっ、日頃の運動不足が祟った!
それに引き換えーーー…クソ金持ちは…時間も金も使ってジム通いか?
40代後半のくせに力がーーーある!
フカフカなベットに…押さえつけられ!!
もがいても…保さんのホールドは、解くことができない!!
「///やっ、やめろ、、俺は、あんたとは!!」
「立場的に、付き合えないが……愛人として…私のそばに居ればいいじゃないか…
コンクールだって、口をきいてやれる…ノミネートの中で有利になるーーー…悪い話じゃないだろ?」
保さんは、俺の上に覆い被さりながら…服を脱がしていくーーー…
手慣れた…脱がし方ーーー…
この人は…俺と別れた後もーーーーーー…
男性と体を合わせていた証拠ーーー…