星に見ている
第17章 ヘタレとピュアのダメな所
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「ーーーー先生…ありがとうございます…」
手塚君が、頭を下げて…
名残惜しそうに俺の手を…離すのをためらっているーーー…
時刻は…夜中の……2時…
公園で話して…
告白しあってーーーー…
俺たちは、改めて恋人となったわけだが…
さすがに…高校生をつれ回す訳にも行かず…
自宅まで送り届けたーーーーー…
「ーーーあの、先生…」
「…先生…って、もうーーーー…」
朝になったら、辞職させられていると思うと…
”先生“って、呼ばれるのに…罪悪感を感じる…
「///手塚君…明日…もう、今日だけど…ちゃんと話したいーーーー…
迎えに行くから…バイト…何時に終わる?」
手塚君の離れかけた手が…キュっと、俺を掴みます直す…