星に見ている
第17章 ヘタレとピュアのダメな所
朝…
目覚めた俺は部屋を隅々まで掃除したーーーー…
家事全般…出来るようにしたーーー…
自分がゲイだと自覚したときから…
一人で生きていく準備を密かにしていた…
教員免許を取ったのも…画家の保険でもあったが
手に職があれば…誰にも迷惑をかけず生きて行けるかも…と、考えたからだーーー…
俺は、自分の考え方は、石橋を叩いて渡るタイプなんだと実感している…
慎重に…でも、最後の詰めが甘いーーー…
結局…バカなのだろうーーーー…
俺は、綺麗になった部屋を見渡し…時計を確認する…
「///時間…だ…」