星に見ている
第18章 全てを重ねる夜…
「///せ…ん、敦人…さん」
あぁ///名前が…やっぱり…まだ、“先生”って、言いたくなる…
学校…辞めなくてすんで…ホッとしているのに…
先生って、単語がーーーー…
罪悪感や背徳感のように、脳裏にチラつく…
でもーーーー…
重なる唇は…ブレーキを踏むどころか…
アクセルに足を固定したかの様に…微動だにしないーーーー…
「///直樹……?俺の事、先生って呼んでもいいよ…まだ、先生なのは確かだし……直樹から“先生”って、聞くのも…後わずかだしねーーーー…沢山…聞いておきたいから…………名前は、卒業後ーーーー…沢山の聞けるから
―――――…それに、燃える…」