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えっちの経験値

第1章 好きになってもいいですか?

蓮先生は私をからかっていない。

真剣な眼差しが私をそう思わせる。

「……本当です」

だから私も本気で答えた。

蓮先生は私の正面で屈むと唇を重ねた。

私は自分の想いを……
蓮先生への想いを誤魔化していただけなんだ。

蓮先生に群がる女子生徒を
馬鹿にしていたのではなく
嫉妬していただけなんだ。

羨ましかっただけなんだ。

ただ単に蓮先生に恋していただけなんだ。

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