テキストサイズ

えっちの経験値

第2章 一之瀬蓮の事情①

生徒との間に壁を作る。

敬語で接し隙を見せないことを心掛けた。

それでも生徒らは懲りずに
下ネタを連呼し身体を密着させ
暑い日には俺の目の前で平然と
スカートの中を扇ぐ生徒も居た。

女子高の実態を垣間見た。

俺を取り囲む生徒のうちのひとりに
目が止まった。

厳密に言うとその群れからは
やや距離を置いてはいるが。

更に言うならその生徒は
友人らの付き合いで
この場に佇んでいるだけで
俺には無関心のようだった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ