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えっちの経験値

第14章 一之瀬蓮の事情⑤

「まず君のクラスと名前を聞こうか。
話はそれからな」
「先生ッ。それよりうちの姉ちゃん知ってる?
黒百合女子から来たんだろ?」
「それこそ君の名前を聞かないと
分からんだろ」

マイペースというか自己中というか。

「結城翔太でーすッ。先生の隣のクラスで
4組だよ。で、姉ちゃんは……」

結城……

まさか……

「咲良っつーの。先生知ってる?」

……知ってる。

……知りすぎてるっつーの。

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