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えっちの経験値

第14章 一之瀬蓮の事情⑤

「せ……生徒さん……生徒が先生にそ……
そんな口の聞き方しては……いけません……」

佐倉が早速有言実行を試みた。

「あのね、この図々しさが俺のいいとこ
なの。で、蓮ちゃん先生さ」

馴れ馴れしいというか
他人との距離を縮めるのが
上手いなと感心する。

「佐倉先生、先に職員室へ戻っていてください」
「あ……はい……」

……そうだった。

「佐倉先生。今のような感じでお願いしますね」
「は……はいッ」

佐倉は一礼すると職員室へ向かった。

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