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えっちの経験値

第15章 将来を夢見てもいいですか?

大輔と私はところ構わず
色々な場所でエッチな行為をしていた。

映画館、カラオケボックス、神社の境内
雑居ビルの非常階段や屋上
公園の公衆トイレなんて時もあった。

互いにお金が無いということもあるが
誰に見られるか分からないという
シチュエーションを楽しんでいた。

時折、身体目的なのかと疑ったりもする。

そういった不安げな表情を見せると
大輔は決まって

「咲良……好きだよ」

今のような言葉を口にする。

『愛してる』や『ずっと一緒に居たい』など
将来を仄めかす言葉を貰ったことはない。

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