テキストサイズ

えっちの経験値

第16章 笹野大輔の事情③

「いいのかよ。咲良ちゃんは」
「女が居ちゃマズイのかよ」

咲良を抱いた翌日の合コン参加に
自ら手を挙げた。

咲良の名器は名器でも飽きてきた。

違う女を抱きたい。

今思えば、美穂と付き合っている頃は
浮気なんて考えたことも
したいと思ったこともない。

「ま、いいけど。それよりさ、美穂が
休学届出したこと知ってるか?」

まさに今、美穂を思い出していた。

「そういえば最近見かけないな」

美穂とは同じ学部だが
俺が住むアパートの玄関先での一件以来
話すことも無ければ
目も合わすことも無かった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ