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えっちの経験値

第16章 笹野大輔の事情③

咲良はセックスの道具としか思えない。

いつでも要望に応え
惜しみ無く脚を開いてくれる。

「大ちゃぁんッ……イクゥッ……イクゥッ」

この締め付け具合も
別れがたい理由のひとつ。

華奢な身体つきのわりに名器だということ。

「イケよ」

この名器故に俺はとっくにイッている。

ただ惰性で腰を振っているだけ。

物足りなければ咲良自らが
気持ちいい箇所に俺のモノを当て
のたうち回ればいい。

「イクゥ……大ちゃぁん……イッちゃうぅッ」

ごめんな、咲良。

結局おまえを愛せなかった。

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