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えっちの経験値

第2章 一之瀬蓮の事情①

本気とも嘘とも判断出来る結城の発言に
俺の心中は振り回された。

しかしそれをおくびにも出さず
馬鹿げてはいるが確認をした。

結城とキスしたくなければ
保健室を立ち去ればいいだけの話。

俺は……結城とキスしたい。

他の生徒らには抱かなかった感情が
ここにはある。

結城にはある。

「……本気です」

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