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「焦ることないでしょ。まだ１９歳だし」
「ですけど、一生誰からも愛されないような
気がして……不安」

大輔との付き合いが尾を引いてしまっている。

自分に自信が持てない。

「昨日別れたばかりでしょ。今は疑心暗鬼に
なってしまう時期なんだよ」
「時間が解決してくれる的な？」
「それもあるけどそれだけじゃない。
後は咲良ちゃん次第ってこと」

分かるような分からないような。

「じゃ、もし私が結婚出来そうになかったら
朝顔先生がしてくれますか？」

冗談だけど。

「神様が俺に咲良ちゃんと結婚という
運命を与えたらね。あ、お客さん来たよ」

……はぐらかされた。