テキストサイズ

えっちの経験値

第20章 失恋から立ち直れますか?

「いらっしゃいま……」

ウソ……でしょ……

「咲良……」
「蓮先生……どうして……」
「いや……それは……」

女性を連れている蓮先生はバツが悪そう。

「咲良ちゃん。お客さん案内しないと。
ダメだよ。サボってばかりいちゃ」

朝顔先生の言葉で我に返った。

「こちらのお席にどうぞ」

この時ほど店内の狭さを恨んだことはない。

いつも待機する立ち位置から
蓮先生を案内したテーブル席は
目と鼻の先。

アルバイトも私ひとり。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ