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えっちの経験値

第24章 幼かった頃の恋を思い出してもいいですか?

「暇潰しにやってるだけ。じゃ、直人の
ご要望通りお散歩しよ……」

前方から緑色の腕章を付けた
見覚えのある男女の姿。

……黒百合女子の生徒指導!!!

いくら卒業生でもこれはマズイ。

言い訳も思い付かない。

「ちょッ……咲良ッ!」

生徒指導の二人に背を向け猛ダッシュした。

「ヤバイってッ!マジでヤバイってッ!」
「待てよッ!おいッ!咲良ッ!」

説明する暇なんてない。

闇雲に走る私を直人は追い掛けてくる。

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