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えっちの経験値

第24章 幼かった頃の恋を思い出してもいいですか?

「ゃだッ。うわッ!」

再び駆け出そうとする私の手を
直人が掴んだ。

「そっちの方向だと鉢合わせになるぞ」
「そっか、そっかッ。じゃ、こっち……」

反対方向からは先程とは別の生徒指導がッ!

恒例とされている
ゴールデンウィーク明けの強化月間だッ!

このままでは挟み撃ちされてしまう。

直人は掴んだ私の手を引っ張る。

「とりあえず入るしかないだろ」
「えぇ?でも……」

直人と私が……

「俺も面倒なことに巻き込まれたくない」

ラブホ入店。

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