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えっちの経験値

第3章 二人きりになってくれますか?

部屋は直ぐに涼しくなったが
お茶のペットボトルを持ってきた蓮先生は
額が汗だくだった。

「先生……汗がすごい……」
「結城さんもですよ」

私の汗は緊張から。

「シャワー浴びてきますか?」

初めての男性の一人暮らしの部屋で
シャワーを浴びるなんて
ハードルが高すぎるが
実際に汗臭さも気になる。

それに蓮先生は好意でそう言ってくれている。

「先生が先にどうぞ」

蓮先生と私に何があるわけじゃない。

でも心の準備が必要。

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