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えっちの経験値

第35章 五十嵐直人の事情④

「もう……いいよ……」
「え……んッ……」

唇を重ねた。

いつものキスとは違う。

「これからは俺が未菜を守るよ」
「だって咲良さん……んッ……」

再び唇を重ねる。

「辛い想いをさせてばかりでホント悪かった」
「いいの……親友だから……」

未菜が親友という現状に
辛く苦しんでいることを
俺は分かっていながら
気付かないふりをして甘えていた。

俺は未菜の想いに応えるべきなのか。

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