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えっちの経験値

第36章 仲谷未菜の事情②

「朝顔先生。ちょっと店番頼んでもよろしい
ですか?買い忘れたものがありまして」
「構いませんよ。いってらっしゃい」

店を出ていった板前こそが
本来の店主であろう。

だとしたら、この学ランを着た
朝顔先生というのは単なる常連客?

咲良とも親しげだったし。

「座れば?ビールでいいよね」

朝顔先生は私の返事も聞かずに
カウンターに入ると
サーバーからジョッキにビールを注いだ。

「飲ませて警察に通報ですか?」
「今夜はやめとくよ。俺、高校生だから」

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