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えっちの経験値

第42章 一之瀬蓮の事情⑫

「蓮……くん?」
「百合さん……」

同じ高校と大学でひとつ上の先輩。

そして実らなかった初恋の相手。

「蓮くんが塾の先生だったなんて……」
「それよりも俊輔の元へ行ってあげて
ください」

百合は駆け足で俊輔の元へと向かった。

やはり水商売か。

酒臭い。

謝罪は日を改めて……と思っていたところに
俊輔の父親……
北島孝之が現れた。

同級生だった孝之と百合が
大学の卒業早々結婚していたことは
知っていた。

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