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えっちの経験値

第42章 一之瀬蓮の事情⑫

「勝手な都合で申し上げ辛いのですが
人を待たせておりまして……」

11時を過ぎた。

咲良は待っていてくれてるだろうか。

「早く行ってやれ。引き止めて悪かったな」
「とんでもない。では失礼します」

孝之は足早に俊輔の元へと向かった。

俺もはやる気持ちを押さえ
咲良の元へ向かおうとした瞬間

「百合ッ!それでも母親かぁッ!」

初めて耳にした孝之の怒鳴り声。

何事かと孝之の声がする方へ向かった。

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