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えっちの経験値

第48章 一之瀬蓮の事情⑭

「このままでもいいですか?じゃないと
俺またイッちゃいますよ」
「いいですよ。充分気持ちいいから」

不思議な感覚だった。

理佳に包み込まれているようで
穏やかな気持ちになれた。

「変なこと聞いてもいいですか?」
「ん?私の性感帯ですか?」

冗談も言えるんだ。

「それはまた今度。理佳さんてオナニー
します?」
「しますよ。大概の女の人はしてますよ。
『やり方分かんなぁい』とか言いながら
夜な夜なやってますよ」

あっけらかんと答えられた。

あたかも日課のように。

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