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えっちの経験値

第51章 朝比奈馨の事情③

「それと自覚してないようだけど
先生熱あるからね。それもかなりの」

あ……だから、おでこがひんやりなのか。

風邪の症状なんて
全く感知しなかったのに。

それよりも俺は物心がついた時から
風邪など引いたことがない。

今も風邪の症状である
喉の痛みや咳なども無い。

つまりこれは知恵熱である。

俺、舞い上がってたもんなー

緊張もしてたしー

……重要なことに気付いてしまった。

「俺、寝言言ってなかった?」

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