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えっちの経験値

第56章 若松百合の事情③

「百合さん……」

寝ぼけ眼の蓮が部屋のドアを開ける。

「蓮くんッ」

すかさず蓮に抱きつく。

「……何しに来たんですか?」
「抱いて……蓮くんのエッチ忘れられないの」

唇を重ねようとすると
肩を掴まれ拒まれた。

「やめてください。孝之先輩に申し訳ないとか
思わないんですか?」
「孝之が相手だと身体が満たされなくなって
しまったの」

昨夜は孝之と久し振りの
セックスだったというのに
痛いだけで濡れもしなければ
感じもしなかった。

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