テキストサイズ

えっちの経験値

第59章 一之瀬蓮の事情⑯

しかし、よくよく考えてみれば
咲良は永住する為に石垣島に行ったのではなく
恐らく観光だろう。

まぁいいか。

それにこの冷静さが俺の悪いところ。

それだけ気持ちが高ぶっているんだ。

今までに無い想いがここにある。

今はその想いを信じるしかない。

「蓮くぅん。どこ行ってたのぉ?」

俺の部屋の玄関のドアに
寄り掛かっている百合。

舞い上がりすぎて存在すら忘れてた。

「またそんな格好で……」

げん担ぎだが何だか知らんが
透けた白いキャミソール。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ