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えっちの経験値

第60章 最終決断?

大きな窓が全開された一室で
水平線に沈む夕日をバックに
斗真と私は水着姿で見つめ合う。

斗真は私の瞳の奥に
かつて……そして今も
愛している彼女を見ている。

斗真は心の奥底で
私に似た彼女を追い求めているのだろう。

私は斗真の瞳の奥に
誰を思い浮かべている?

誰を追い求めているのだろうか。

考える間も無く唇が重なる。

斗真に委ねてみよう。

私の進むべく道へと導いてくれるのは
燦々と照りつける太陽でもなく
エメラルドブルーの海でもなく
きっと斗真だろう。

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