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俺は
まだ仕事に慣れてない
ウルミちゃんの
書類処理上の初歩的ミスをカバーするため
デブな身体を
ユッサユッサ揺すりながら
階段を登り降りしつつ

種類に必要なのに
抜けていた記載事項をもらったり
捺印漏れの箇所に捺印してもらうために
動きまくった。

しかし
営業部から受け取った書類には
本人しか捺印や記載を
加えてもらうしかない箇所があるため
結局
ウルミちゃんのミスをカバーして

『はいよ!!』と
桃井にその書類を手渡すために
半日がかりの仕事になり…
結局汗だくになり
仕事が一段落したのは
夜の9時を過ぎていた…

『あ゛～　疲れた…』と
俺はため息をつきながら
経理部の部屋の電気を消して
退出しようとしたら…