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忘年会当日…

俺の幹事としての仕事は
ドリンク類の補充と
ビンゴ大会の司会役が回ってきた

人前で喋るのに慣れている
営業部のやつが司会をすりゃあいいじゃねえか！
そんな不満を抱きつつも
なんとか無事に役目を果たして
ひと息つけたのは
宴も後半になった頃だった

俺はとりあえず
人付き合いが苦手だから
宴の賑わいのなかで
一人で食事をとっていたら…

『あ、お疲れ様でした』
といってツグロウ君が俺に声をかけてきた