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Kissからはじめよう SO & AN

第11章 One Step1 翔

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そんなことを聞いてしまったら、男として、先輩として、知らん顔は出来ないだろう
しかし二宮のプライベートなことを 他人にべらべら喋って良いわけないことぐらいは
当然ながら弁えている

ここはなんとか遠まわしに 探りを入れられないものか・・・



「ねぇ、智くん。相葉くんってどんな人?」
「相葉ちゃん?うーん・・・明るくて優しくて・・・一緒にいるとすごく楽しいけど
頑張りすぎて心配になる時があるかな・・・早くカメラマンとして独り立ちできるといいんだけど そうなったらバイト募集しなくちゃいけないからちょっと困るね」

「つ、付き合ってる人とか・・・」
「・・・いないと思うけど・・・休みの日は俺たちと遊んでるかカメラ持って出かけるかのどっちかだもん・・・。え?相葉ちゃんがどうかしたの?」

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