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Kissからはじめよう SO & AN

第17章 One Step7 翔



小柄な智くんがいつもより更に小さく見える

下を向いた髪の先から雫がぽたぽた落ちてるのを見て タオルで頭を包み込み、わしわしと拭きながら言葉をかけた


「この間送って行った時・・・ホントは智くんを・・・俺のものにしたかった・・・
俺を引き止めてくれた智くんもそのつもりでいてくれてると思ったし・・・。
でも、寝顔を見てるうちに思ったんだ、智くんって天使みたいだな、って」
「な、何言ってんの?」


「可愛くて綺麗で優しくて穢れなくて・・・背中に羽が生えてそうだもん」
「しょーくん、おかしいぞ」

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