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Kissからはじめよう SO & AN

第23章 君のために僕がいる6 和也

6-1


うだうだ過ごしたけれど結局21時過ぎたところで帰ることにした



「ご馳走さん、・・・お邪魔しました」

なんだか他人行儀な言い方になったけど 俺だって挨拶ぐらいはちゃんと出来るし

「いいえ、お粗末さまでした」

にっこり笑うまーくんがやけに眩しい

いつの間にか大人っぽくイイ男になってるまーくん
さっきの仕事してる真面目な表情もすげーカッコよかった
その隣にいるのが似合うのは やっぱり俺じゃないよなぁ・・・

この想いが報われるとも思ってないし、期待もしてないつもりだけど、ふとした拍子に再確認させられるとやっぱりちょっと落ち込むぞ

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