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「えっ、相葉ちゃん、それでいいの？」

あまりに簡単に言われたのに驚いて
大きな声を出してしまう

「まぁ、勿論俺的には“抱きたい”って言う気持ちの方が強いんだけど、
俺にとって、大切なのは　どんな形であれ、二人が結ばれることだし
もっと大切なことは、和くんが幸せを感じてくれることなんだよね」

「相葉ちゃん・・・すごいね・・・カッコいい～・・・」
「え？やめてよ。俺なんか全然だめで・・・今も和くん怒らせちゃって、何とか仲直りの方法探ってるところなんだから」

「そうなの？仲直りの方法、って？」
「今ね、和くんの元カレ捜索中。名前も年齢も知らなくてさ、マジで顔しかわかんないから毎晩、前に見かけた盛り場飲み歩いて捜してるの。でもなかなか見つからないんだよね・・・もう無理なのかな・・・って弱気になってるとこ・・・」

「えー・・・大変だね・・・でも相葉ちゃんならきっと見つけられるよ。何しろミラクル王子なんだから」
「あはは・・・何それ？俺なんか全然王子ってガラじゃないよね」