
Kissからはじめよう SO & AN
第50章 このままもっと9 翔
「あっ、 んっ、 あぁっ、」
智くんも感じてくれてる、と思うとますます力が漲って
「・・・っ、・・・智くん・・・」
「やぁ・・・っ、 あっ、 あっ、 あ・・・もう、無理ぃ・・・っ!」
智くん、俺ももうダメ
智くんが果てる瞬間の ひときわ強い締め付けに誘導されて 俺自身もドクン、と熱を吐き出し その勢いはなかなか止まらない
何度もカラダを震わせ、ようやく全てを出し切った後には 二人して 力が抜けたようにベッドに倒れこんだ
汗ばんだ綺麗な背中
俺だけに見える、羽根の生えてる肩甲骨
最後にそこに唇を落とし、俺は智くんの上にそっと体重を預ける
