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それがあの子への返事とどう関係してくるのか
俺にはまだ読めない


「出来ればJ書房での打ち合わせの様子も撮りたいって言われて、
編集長に聞いたら雑誌の宣伝にもなるからOKだって」
「うん」

「で、打ち合わせが終わった後、その場でインタビューも受けたの
その質問の中で“恋人はいますか？”って聞かれたから
“います”って答えたんだよ。それを近くにいた桐谷さんが聞いてて・・・」
「今日も居たの？やっぱりそれ絶対お前の事狙ってるじゃん・・・」

「そうかなぁ・・・だとしても、ほら、それで俺に恋人居る、ってわかったんだから結果オーライだよ」
「・・・何かズルいな。それだったら、まーくんは間接的に断っただけじゃん
俺は　どう言ったらいいのかとか、相手がどんな態度取るのか、とか色々考えたし、
これから先もずっと顔合わせる相手だからさ・・・ちょっとやりにくいとこあるんだよなぁ」