きみがすき
第12章 *ジュウイチ*
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要するに
相葉ちゃんにあんな態度をとっておきながら、自分の気持ちに気がついてない、あまりにも鈍感な俺には、ちょっとショックを与えた方が、気持ちに気がつくんじゃねぇかなって思っての事だった、らしい。
ニ「にしても、もっとやり方があるでしょ。」
松「…はい。」
俺を泣かせたと怒ったニノに、睨まれて、くどくどと説教されて、二回りくらい小さくなってしまった松潤。
スマートなかっこいいイメージが強かったけど、ニノと居る松潤は、なんだか幼く見える。
松潤が主導権握ってそうだったけど、逆かもね(笑)
てかさ、
「俺、そんなに態度に出てた?すきだって気がついてないのに?」
ニ・松「……。」
「俺、そんなに態度に出てた?すきだって気が…」
ニ「いや、聞こえてますよ。」
松「はぁ。自覚が無くてあれかぁ。ある意味恐ぇな…。」
「恐い?俺?」
松「やっぱりさ、この人こんなんだから、ああでもしないと自分の気持ちに気がつかなかったと思わない?」
ニ「…そうだね。自覚させて良かったかもね。
恋愛に関してはちょーニブで自覚無しで振り回すタイプだったわ、この方。」
…ちょーニブて…
えらい言われようだな