きみがすき
第1章 *ゼロ*
「嵐?雪が降る。じゃなくて?」
二「気になるとこそこ?」と、あははっとニノが声をあげて笑う。
「え?なに?」何か面白かった?
と、ニノを見ると。
ニ「いや、嵐の方が大野さんに合うと思ったので。」と綺麗な顔で笑った。
こいつってホントに可愛い顔してるよな。男に可愛いなんていったら怒られるだろうから、口が裂けても言えないけど。
モテるだろうなー。うんうん。と一人で納得する。
ニ「寝癖。ついてますよ。」
「え?うそ?!どこ?」と俺が慌ててると、ニノが、ここです。と頭に手を近づけた。