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崩れ落ちたプライドの先に…

第3章 公園で…



「君も…制服を濡れて、パンツまでびしょびしょで…風邪ひいちゃうね♪」


と彼は、笑顔で私に言った。


…今、パンツが…どうとかって


『……?』


「電車の中で…感じてたんでしょ?」


嘘!!?


見られてたの?


『なっ…何言ってるんですか?』


私は、しらばっくれた…

この私が、痴漢されてたなんて…誰にも知られたくないっ

そう思ったからだ。


「あんなぬるぬるに濡れてたのに?忘れちゃった?」


ま…まさか…

この感じの良さそうなこの人が…

痴漢してたの…?




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