微熱Boy
第3章 *箱根の夜*
すると社長が、
『……二人なら……
最高の写真集が完成するよ♪
早瀬くん!桐矢をよろしく頼む!』
『……はい!……
任せて下さい!
最高の桐矢を出して見せます!』
そう言うと早瀬は社長と握手を、
交わして居た。
……だが……
俺が驚く事は、
これだけじゃ無かった!
『……桐矢……
場所は箱根だ。』
『……箱根?……』
『今回は色気のあるお前を撮りたいんだ♪』
……まさか……
ヌードじゃねーだろなww
『……後……
今回は早瀬くんと桐矢、
二人だけでこの撮影をしてもらう♪』
『……はア!?……
何だよ、それッ!!』
『二人の方が1対1で向き合えて、
いい物が出来るからだ♪』
……オイオイ……
有り得ねーだろ!!
すると早瀬が、
『……さすが……
社長!
解ってますね♪』
と、満遍の微笑みで社長に笑いかけた。
……な!……
冗談だろ!!
『……社長!……
待って下さいよ!
そんなん無謀だよ!マネージャーも、
来ないなんて無理っすよ!!』
……俺は……
社長に喰って掛かった!
……だって……
いっくらなんでも無茶苦茶だろ!!
こんなんだったら俺はこの仕事降りる!!