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しばらくするといかにも、
高級店の前にやって来た。
店の駐車場に車を止めて店に入る。
すると翔さんはこの店の常連なのか、
店員は翔さんに頭を下げて居る。
若い女の店員は翔さんを見て、
目を輝かせてる。




『翔さん！いらっしゃい！』



『……奈美チャン……
今日も可愛いーね♪』



『翔嬉しいッ！』



『あッ！奈美チャン！
コイツ、ナツってゆーの♪
今夜から『shadows』の、
新入りホストだから、
よろしくな？』



『……はじめまして……
ナツです♪よろしく……』



『キャッ♪めっちゃイケメン♪
こちらこそよろしくね？
ナツくん♪奈美です♪』




『超イケメンだろ？
奈美～
惚れるなよ～？笑』



『あたしは翔だけよ♪』




……あ……
やっぱり！口癖なんだ♪




『今日は？
翔～挨拶周り？』



『お？違くて！
ナツにスーツ、
一緒に選んでよ♪』



『有難う♪翔～』



『その変わり
今夜店来いよ～？』



『もちろん！
ナツくん、
デビューだものね♪』



『どうも♪』



俺は店内を連れ回され、
着せ替え人形と可した、
5着めのスーツを着た所で、





『お～♪
ナツ、これどお！？』



……俺は……
鏡に移った自分の姿を、
見て固まったww






……これが俺……？
有り得ねえww





今まで見た事のない
俺がそこに居た。