自堕落な天使達
第2章 *ナツデビュー*
『……火を点けたのは……翔さんです……』
『……ナツ……』
『……俺は……
ずっと我慢してたのに……
翔さんが……
キスなんかするから……』
『……ナツ……
約束が違う……』
俺は我慢出来なくなって、
翔さんに抱きついた……
『……お願いです……
今の恐怖が無くなったら、
俺乗り越えられる!
翔さ……』
俺は泣きそうになってしまう……
『……全くお前は……
これが最後だぞ?
おまえの我が儘聞くの……』
『……はい……』
『……あんま……
ジックリ出来ねーよ?
ナツ……』
『……それでもいい……』
すると翔さんは、
入り口に鍵を掛けて、
店の一番奥のソファーまで、
俺を誘導するとそのまま、
俺を優しく押し倒した……
『……次は……
俺がSEXシタイ時に、
言う事聞けよ?
ナツ……』
俺は黙って頷いた……
『……翔さん……
俺を……抱いて……』
すると翔さんは俺に、
激しいキスをしてくれた……